みやまのバリエーション(その1)

透かしブロックといえばみやま、山が三つなのでみやま。全国どこでも目にするみやまですがブロック塀研究会では現在47種類のみやまを確認するに至っております。透かしブロック活動を始めた当初は分類名を「青海波」としていたのですが、平成29年5月にコンクリートブロックメーカーのトップ企業である「エスビック株式会社」を訪問した際、お話をうかがう中で私どもが「青海波」と呼ぶもののことを会社の方は「みやま」と呼ぶことがわかりました。ほかならぬ製造側がそう呼んでいるのだからそれに従わなくてはということで、これの分類上の名称を「みやま」とすることにしました。

↑三つの山のバランス、太さ、R具合など、どれをとってもとても普通。@埼玉県川越市

↑非常に端正でシュッとしている、少し細身のみやま界のイケメン。@埼玉県川越市

↑ちょいフトメ。@埼玉県川越市

↑下の山がひらべった気味。薄目を開けて見ている。@埼玉県さいたま市 熊谷市、川越市でも

↑上の山が小さめなバランス。@埼玉県坂戸市

↑上の山が大きめなバランス。鏡もちに見えます。@埼玉県坂戸市 川越市などでも

↑上の山が大きめでなおかつ下の山が横にひらっべったい。@国分寺市

↑これはなんだ!上の山が枠にめり込んでいる型破りなやつ。青梅でやたら見たので青梅タイプと名付けた。その後相模湖周辺でも見られた。@東京都青梅市

↑下の山が大きめで横幅も広い。中野区で一時に大量に見たのが印象的で中野タイプと名付けた。@中野区 東京23区や府中市、埼玉は川越でも見られる。

↑ガリガリ君。中野タイプとガリガリ君はよく似ている。ガリガリ君の方がちょっとだけ細めで穴が大きいので、クレイジー感が出る。@東京都国分寺市。

↑下の山の高さが高い。いかり肩なみやま。@埼玉県川越市

↑枠にぐるりとスジが入っている。みやまの形はわりとオーソドックス。@埼玉県川越市

↑自信なさそう。なんかしまりがない。@島根県出雲市

↑中心がVになっているみやま。@埼玉県川越市 埼玉県の他の市や栃木県、千葉県、東京都内でも。

↑V字みやまの細身タイプ。@東京都北区

↑細くてちょっと頼りないかな。ササが出ているのは良い風情。@埼玉県川越市

↑おまけ。透かしブロックなのに埋められてしまったみやま。@群馬県高崎市

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