透かしブロックの模様は何からインスピレーションを得て作るのか、なにかヒントにしているものがあるんじゃないかとずっと思っていたわけですが、少し前から「家紋かも?」と薄々思い始めました。
それで家紋の本を買ってみましたが、透かしブロックは別にしてもこれはこれで面白いです。家紋一つ一つの形はもちろん、名前も面白い。名前がわかるとなんだか安心します。
で実際に家紋で「花菱」というのがあると知り、それを透かしブロックの一分類にしてみましたが「その2」からは花菱のちょっと応用編というか変化形になります。
↑楕円かと思いきやよく見るとウッスラ花びら形になっている。花菱にも外枠も野太いフチドリ。@三島市
↑ちょっと離れるともう楕円に見えちゃう。野太フチドリ花菱。TPP断固反対。
↑最上段には横一列、下から二段目は三つおき
↑少し引いてみたところ。この煮しめたような黒ずんだブロック塀はたまらない。
ここまで全部同じ場所
↑道の向こうに野太フチドリ花菱が。石垣もすてき@三島市
↑中心に小さい穴があいている。プチ穴花菱。なんで穴あけたんだろうと思う。穴の回りをちゃんと囲んで丸くなっている@沼津市
↑同じ場所。西日が強かったです。
↑お花🌸の植木鉢の後ろにプチ穴花菱。春でした。@沼津市
↑沼津にはプチ穴花菱が散見される。同じ業者さんがやってるからだろうか。
↑でもブロックの積み方とか透かしブロックの配置は少し違う。別の塀。@沼津市
↑ひっそり肩を寄せあうひし形とプチ穴花菱。一つずつ余ったのか@三島市
↑@新宿区。パッと見は楕円にXか?と思ったが反対側から見ると…
↑野太フチドリ花菱だった!三島でしか見たことない透かしブロックにまさか新宿で遭遇するとは。感動した。いまだにその二ヶ所でしか出会ったことはない。
↑日本の家紋大事典。5,676点の家紋が収録されてます。分類の仕方が勉強になります。例えば「自然紋」(稲妻、雲など)、「植物紋」(麻、菊、梅など)、「器材紋」(網、杵、車など)、「文様紋」(花菱、亀甲、輪など)というかんじで、これは一部をあげただけですがとても面白い本です。