透かしブロック in 愛知県名古屋市 その2
ブロック活動の話をする中で、地域によって特徴はあるのかと聞かれることはままあります。特徴は大ありで、名古屋は私の中では日本で3本の指に入る透かしブロックの宝庫といってよいでしょう。種類が多く、また独特のデザインが多いです。すごすぎてあまりにも大作になってしまうので手を付けられないままずるずる年月が経ってしまいましたが、満を持してようやく名古屋の透かし状況を世界に発信することとなりました。

↑これは!上の段に大八車、下の方にはなんか歯車みたいなやつが、、、立体的な化粧ブロックは大きな武田菱の一つの◇の中がまた武田菱になっててとてもかっこいい。大八車は数年前に近くの清須市で確認してから、ここで2回目だ。このブロックの不思議なところは、車輪一つでブロック一つの区切りではなく、車輪のちょうど真ん中に切れ目があるところで、どう考えても連続して使う前提と思われ、そのように使っている。こういうものすごい濃ゆい塀がふつうに何気なく登場するのが名古屋の名古屋たるところ。

↑歯車みたいというかハチの巣っぽいというか。六角形の上下に出ている棒がすでに次の六角形の縦の辺となっている!よそ様の敷地に踏み込めないので、ものすごく斜めの遠くから撮らせていただきました。

↑ああーーこれは…ヘビメタの系列だけどずいぶん本来のヘビメタと離れているというか…菱形から放射状に線が伸びている。菱形は小さく、上下は枠に接していない!周囲に入っているがスジが、対角線の根元でクイっとなっていて装飾的。色が白いのは塗装のせいだが、デザインがすごく繊細で丁寧。貴族か。

↑道に向かって3つ並んでいて…

↑隣の空き地の方にも続いて並んでいました。名古屋モノですかねえ。かわいいな。

↑縦4分割(USBを入れたくなるやつ)。これが上の方にいるのは珍しいと思う。たいてい下の段にいることが多い。

↑このように最下段にいることが多い縦4分割(USB)。

↑またまたUSB。これを見るとああ名古屋に来たなあと思う。いや名古屋以外にもあるけど。東海地方以西ではよく見るけど関東の方ではとんと見ない。

↑4つ合わせてお花になってます。これは裏側なんじゃじゃないかと思うんだけどな…まったいらなので。お隣のあま市とか、岐阜や滋賀でも見たことがある。表側はちょっとスジとか入っていて、天平美術みがあった気がする。

↑4つ合わさると大きくなって結構インパクトあります。

↑上の段はカニと呼んでいるが正しくはクローバーというらしいやつ。下の方はスジが入っている田というかレリーフが付いた田というか。愛知県岩倉市でも見たことがある。カニはこっちの方ではポピュラーだけどこのスジ田は愛知県以外では今のところ見ていない。亀の甲みたいな化粧ブロックはポピュラーです。

↑土偶の顔だ。初めて見たのは東京都下で、最初見たときオッたまげたわりには、意外と広範囲でみられることが後に分かってきたのだ。関東甲信越、中部、近畿、中国、九州などで確認されている。屋根の付いた掲示板と消火器の赤いボックスがよい。

↑ああ、天平美術実のあるお花(と水?)。和風なような洋風なような美しいデザイン。これも関東では見ないけど東海地方以西ではそんなにレアではない気が。新潟にもある。と下の方には定番の縦4分割()。カバーをかけた自転車がよい。

↑名古屋のコープはコープあいちっていうんだな…といつもお世話になっているコープさんなのでつい目が行った。よく見るとキャラクターちゃんがしゃちほこになってるかも⁉しかもなんかやなせたかしっぽい?と思ったら©やなせたかしでした。調べたらほこちゃんというそうです。

↑なんだろうかこれは。よく知っている菊水に似ているけど妙に小さくてまるで虫みたいじゃないか。

↑お約束の縦4分割とのコラボ。

↑枯れ草がかぶさっていないきれいなやつも撮りました。一応菊の花と水のデザインみたいのは満たしているけど花びらが5弁とか、めっちゃミニサイズになっている菊水。どうしてこんなミニにしたんだろう。かわいい。

↑ほうほう名古屋にはXもいるのね。こんな基本なやつがいると逆に違和感がある。

↑あら。マスメスカシ横2倍角(上段)と縦6分割(下段)!名古屋特有じゃないものを見るとへえー普通のもあるんだwなどと思ってしまう。縦6分割のこういうシンプルなのは西日本に多いのではないか。マスメスカシ横2倍角は東北~九州~オーストラリアまで広範囲で確認されている。

↑これが普通の菊水だ!普通のもあるんだ!
名古屋には他にはなかなかない珍しい透かしが多くてほんとにわくわく!します。珍しくないのがあると逆に驚く、それが名古屋。それではその3に続きます。
