みやまのバリエーション(その2)
出雲市のバリエの豊かさは、みやまに限ったことではないですが特筆ものです。透かしブロックといえばみやま、山が三つなのでみやま。全国どこでも目にするみやまですが、ブロック塀研究会では現在47種類のみやまを確認するに至っております。みやまという名称はエスビック(株)を訪問した際に教えていただきました。
↑アルカイックスマイルを思わせる。美しいほほえみ。逆さにするとユズヒコらしい。山形はこれが多かった。@山形市、新潟市、千葉県、鹿児島市、大阪府
↑アルカイック系といってよいでしょう。ゼロ系アルカイックほどは下の山が平べったくないですが。枠付き。年季が入ってる。@新潟県長岡市
↑アルカイック系ですが表面に丸みがついてドーナツみたいなのでドーナツタイプと呼んでいる。全体的に平べったくUFO感もあり、さらにツノまで生えている妙なやつ。@島根県出雲市
↑アルカイックスマイル系ですが表面に丸みがついてるわ枠が三段レリーフだわで非常に立体的。また鼻の下が削れている。ここがみやまの鼻というならば。@島根県出雲市
↑なんかデジタルっぽい。ネオみやまと名付けた。21世紀のみやま。丸ゴシックにも見える。@島根県出雲市、滋賀県彦根市
↑上の山の突出ぐあいが唐突である。たんこぶ。@島根県出雲市
↑下の二つの山の中心の切れ込みが深くて底辺まで達している。それだけでも違和感@出雲市
↑いくらなんでもバランスおかしくないですかこれ。太さも揃えようよ。でもサイクロプスという声も。@島根県出雲市
↑下の山が横に大きめで安定感がある。そしてツノが生えてる!@島根県出雲市
↑奥まっている。今気が付いたがよく見ると下の山の左右の端が底辺の角から少し離れているではないか。これもうちょっと離れたらみやまでなくて日の出になってしまう!@島根県出雲市
↑みやまが三つ積み上がってみやまになっている!こういうの誰が考えつくんでしょうか。フラクタルみやま。@長野県長野市
↑下の山が小っちゃすぎる。スキマがこれしかないなんて!作りにくくないのだろうか。進化前と名付けた。山形で多数発見してから2年後くらいになんと鹿児島でも発見して、その数年後に中間地点である甲府でも見つけてさらにたまげた。@山形市、鹿児島市、甲府市
↑なんか象っぽい。下の山が大きくて安定感があり丸みがついているからか。枠が三段で凝っている。@愛知県あま市
↑ふっくらしてて枠が三段。象っぽいやつが細身になったものと思われる。@福井県鯖江市。
↑これもふっくらしてて枠が三段。下の二つの山の幅が先のものより狭く、底辺の長さにほぼ収まっている。ものすごい新品で真っ白。@福井県鯖江市、福井市。
↑下の山が大きいなあ。あと中心の切れ込みが底辺までほぼ達しているのと、枠に太いスジが入っているのが特徴。@愛知県春日井市
↑未熟なひよこ。銘菓ひよこに似てる。@長野県長野市
↑頭がギュッと天井を押している。@福井県鯖江市