武田菱のバリエーション
武田氏の家紋で有名なもので、割菱、四つ割菱ともいうようです。ていうか武田氏の紋になったから武田菱というようになったんでしょうかね。桔梗屋の信玄餅のビニールの包みにも武田菱の模様がちりばめてある。すると山梨には武田菱の透かしブロックばかりたくさんあるのかというとそういうわけでもなく、全国いろんなところで見ました。
↑極めてシンプルで平面的な武田菱。@埼玉県熊谷市。他に千葉県市川市、東京都世田谷区、杉並区でも確認している。
↑ちょっとおとなし目な武田菱。穴が小さくて控えめなのだ。@山梨県甲斐市。
↑強そうですね。がっしりした外枠が付いて、Xの棒が太い、豪傑な武田菱。なんか針金をかけられて利用されている。@神奈川県相模原市。東京都府中市でも見た。
↑外枠はさらに太く力強い。とても凝っていて、菱形の一つ一つに囲みが付いているというか、菱形の穴をあけた後で囲み線のスジを引いた感じもする。どっちなんだろう。@島根県出雲市
↑全面的に立体感をもって押し出してくる武田菱。囲みの枠は細い。@群馬県前橋市
↑最初なんだかよくわからなくて、よく見たら武田菱だ!と気が付いた。武田菱の穴をあけるんじゃなくて、ブットいマッキーみたいなやつで描いてあるという発想の転換だ。枠が一段下がっている。山梨もの。@山梨県笛吹市、中央市など
↑パッと見、山梨ものか?と思ったが違った。発想は同じだけど細身でシュッとしている。@福井県福井市、永平寺町。
↑中華風?昔の中国人のヒゲ(イメージです)みたいなので囲まれていて雅やか。武田菱自体はふつう。@愛知県春日井市。他に名古屋市でも見た。
↑Xの棒が細くて折れそうで心配。ちょっと菱形がずれているみたいで落ち着かない。スジが囲んでいる。@岐阜県岐阜市
↑周囲に太めの囲み、菱形にもちょっとフトメな囲みが付いている。@富山県射水市。他には長野県松本市でも見ました。
↑タコの吸盤のような武田菱。角に丸みがついててちょっとヌルイ。@山梨県甲斐市。