透かしブロック in 三重県桑名市
桑名市と聞いて一番に思い浮かぶのは「その手は桑名の焼き蛤」!のフレーズなくらい不勉強ですみません。三重県は鈴鹿市を一番最初に探索したけど、複数の種類(大抵2種類)の透かしブロックをコラボさせて塀に配置しているのが好印象でした。その組み合わせで無限のバリエーションが生まれることにより、ブロック塀の表情は透かし一種類よりもぐーんと豊かになるのです。さて桑名のブロック状況はどんなかな?
↑ほう、奥まり井桁と縦5分割USB(を入れたくなる)だ!奥まり井桁は東京、埼玉のほか、岡山、香川、福井、静岡で確認されている。USBの4分割は愛知県とか名古屋あたりでめっっちゃ見る。が5分割は岡山、福井でみられ、愛知では見てません。三重県、特に桑名なんかは名古屋に近いし、ブロック文化は名古屋とか愛知県風なのかな?と何となく想像していたが、鈴鹿を見てみたら意外と福井、富山や岐阜の風味も感じたのだ。その感じはここでさらに強まりました。
↑あっなんか上のほうにすごいのがいる!今度は下の方は縦4分割USBとコラボだ。
↑ブロックひとつ分の面積に五つ菱、しかもスジ入りじゃないか!五つ菱は愛知県あま市で見たことがあったがスジ入りは初めてだ。立体感が増してすごく高級そうに見える。枠がないので連続して使うとその良さが生きるのだ。
↑武田菱がたくさん連続しているともいえる。
↑塀の最上段にずらーっと一列に横連続して圧倒的な力強さを醸し出している。
↑上にも下にも枠がないので、その分菱形が大きくなることで力強さが出せるんでしょうか。
↑これは!昨日鈴鹿市でも見た、浅ーく奥まっている縦5分割だ!もしかして三重県モノらしいぞ。
↑桑名駅のすぐわきに普通の家が突然ある。Xと5分割のコラボ。Xは結構いろんな地域に幅広く分布しているが、ここいらでもポピュラーなようだ。
↑そしてこの縦5分割もやっぱり浅ーく奥まっている、三重モノだった!
↑桑名駅はJRと近鉄のほか、養老鉄道も乗り入れているのだ。養老鉄道乗ってないけど、「大垣方面」の表示を見たとき、ここから大垣につながっているのか!とちょっと驚いたけど地図を見て納得しました。すみませんよくわかってなくて。桑名駅から徒歩80mくらいの西桑名駅から三岐鉄道北勢線というのには乗ったんですが、その話はまたいずれ。