透かしブロック in 千葉県佐倉市、船橋市

千葉県佐倉市はチーバくんの目の下、ほっぺたあたり?にあり、城下町の町並みが日本遺産に認定されているそうです。しかし城下町は訪れていませんすみません。

↑スタートはこれです!横連続して使う想定のダイヤで、穴と枠にフチドリが付いている。フチドリが付いているだけで格が上がった感じに見えるが、このブロック塀の目地がただの目地じゃなくて盛り上がっていて、塀全体の立派感がさらに増しているのだ。

↑覆輪目地というんでしたか、東京駅のレンガの目地がそれだそうです。ブロックの場合も同じ呼び方なのか?

↑何か立派なお寺の塀だったと思います。この透かしはここでしか見たことないですね。

↑同じ塀をたどっていくとメガネ、あるいは反り菱の2連続になっていきます。

↑坂道を降りていくにつれて塀も段差が付いて下がっていきます。空が青くてきれい。下の方に町が見渡せて気持ちが良いです。

↑別の場所。最上段にずらりとみやまが連続しているが、三つだけ日の出になっている部分が目を引く。

↑やたらにみやま。何か規則性はあるのか気になる。

↑塀の左部分。最上段は2・1・2・1・のリズムでその下はジグザグにみやまを入れたという規則性があるっぽい。なかなか変わっている。

↑何か赤い坂道があった。けっこう急な坂道。

↑最上段にみやまがずらりと並んでいて、塀の段が変わるところでみやまが一列に二つになって重なり合う部分があって、うーんすごい。坂道に沿ったブロック塀は工夫がある。

↑みやまを縦合わせにしてお花みたいにしているお洒落なレイアウト。上から2,3段目は全部ブロックが縦になっている。

↑ここのは2,3段目はみやまのお花だけ縦になっていて、ほかのブロックは横である。

↑坂道を振り返って下を見てみました。こっち側の塀はみやまが点々と入っています。もはや錆びすぎて判読不可能なホーロー看板。「この辺りを相馬小路という」と書いた石の道標みたいのがたってます。なんか不思議な空気のエリアでした。

↑上を見上げると高いところにみやまの群れが。

↑なかなかモダンなレイアウトである。

↑みやまからはみ出すツタ。空が青くてきれい。空気が澄んでいるんだろう。

↑井桁といっていいのかどうか。縦の棒の先っぽが出ていない井桁。これはここでしか見たことないと思う。

↑二つおきに並ぶ縦棒の先っぽが出ていない井桁。上の3段は後から付け足したらしい塀。

↑ここにだけちょこっとあった、割と珍しいやつ。真ん中が縦長のダイヤ、両脇が塗りつぶされたダイヤというか三角。ここの他では群馬県前橋市で確認されていて、へええーと思う。わりとびっくりする。

↑続いてここからは船橋市です!何だこのブロック塀の模様は…ナミナミ模様の間に小さな丸○が並んでいるように見える。

↑小さな丸○が並んでいるように見えるが近づいてみるとその正体は。

↑なんとびっくり!この透かしブロックだったのか!これは知っているぞ!「スパナあるいはさるぼぼ」だ!数年前に世田谷区で見たときは単独で塀の中にポツンと入っていて、妙な形だなとは思った。このパターンを想定した透かしブロックだったんだということに気づかなかった!感動的だ。そのほかには荒川区でも確認されていた(が多分今はなくなっちゃっていると思う。悲しい)。

↑最後は地味ですが、ヒノデです。

↑ミカンタイプで不安定なもの。二本のウデの開きが大きくて丸の部分が大きいとミカンタイプと呼ばれる。ウデが生えているところがちょっとしか刺さっていなくて、不安定な感じを見る者に与える。ここだけでしか見たことない。

以上、佐倉市と船橋市でした。ほんの狭い地域範囲ですが、独自な種類がみられてよかったです。

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