透かしブロック in 沖縄県那覇市その2

本州とかの方では基本的にブロック塀の中にぽつぽつと透かしを入れるのに対し、沖縄では建物の壁やバルコニーの囲いなどを透かしブロックだけで積み上げて作るのが圧倒的に主流であり、それで外国風というかアメリカ風な雰囲気になってるみたいです。ブロック塀でも透かしをぽつぽつじゃなくて一列ずらーっと連続で使っていて、それは本州の方でも時々見るがよく見るというわけでもないのでまあ沖縄の特徴かなと思います。

↑スジ入りのみやま!これは鹿児島でも見たことがあるぞ。やっぱり同じ地域だからね!と納得する。

↑左の方、美容室のバルコニーが全部ホローブロックでできている。もはや定番で見慣れた。右の方、松の木の後ろの壁がホローブロックがたくさんあって透かしている。

↑最上段にみやまが一列に並んでいる。これは本州とかの方でも見られます。沖縄のみやまはアルカイック系のがすごく多いみたい。

↑塀の高さを一段低くしたところのつなぎ方が無理くり感があってなんかよい。みやまが一つ斜めになっちゃってカワイイ。

↑2階も3階もホローでバルコニー。

↑こちらもホローでバルコニー。前面だけでなく側面もホローブロックっぽい。社名が壁に直で書いているのも良い。

↑あらっ珍しくみやまでバルコニー?バルコニーじゃないか。手すり。

↑こういうのが実にたくさん見られる。屋上のは手すりというより飾りなのかな?

真ん中で分かれる、ホロー部分とみやま部分に。

↑あ久しぶりに普通のブロック塀という感じ。このスジ入りみやまは鹿児島でも確認されている。頭のツノのところにもちゃんと筋が入っているのがキモ。

↑みやまの上下合わせ。普通の塀といってもかなり相当こってりしている。あの建物の壁が一面透かしブロック、とかを見慣れちゃうと普通に見えてしまうんだけど。アルカイック系みやまを逆さにするとユズヒコに見えるという説もある。

↑この塀新しそう。3つずつ並んだみやまがかわいい。この近辺では珍しいレイアウト!

↑これはとても年季の入った塀だな!この透かしは「その1」でも出てきた、この時は本州(愛知県)でも見てるかな?と思ってたが…

↑何か正方形でもないけど19×38センチのスタンダードでは絶対ない、微妙なサイズのブロックなのだ。こういう微妙なサイズだとやっぱり、スタンダードブロックの塀の中にぽつりぽつりと入れていけないやね。だからこればっかり全面的に使って壁を作る手法になるのだろうな。

那覇市は都市なんでしょうが裏道に入ると古い都市というか昔の都市というか要するに昭和感が全く消えてないところが非常に良かった。その3に続きます!

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