透かしブロック in 沖縄県那覇市その3

現地のバスガイドさんが、コンクリートブロックは戦後アメリカから沖縄に導入されて①台風に強い②費用が安く施工が早い③シロアリ対策でブロックが木造にとってかわった、の理由で普及したと言っていました。こちらから訊いたわけじゃないのにそういう話になったので、やはりコンクリートブロックは沖縄の特徴的な建築資材ということなんでしょう。那覇の市街地の裏道の続きです。

↑なんか足元にこれだけのかわいいブロック塀。アルカイック系は沖縄みやまの主流。にしてもこれ上の山がずいぶん大きい、変わったバランス。子泣きじじいとか妖怪っぽくみえる

↑ここで驚愕したのは、東海〜西日本(本州)でよく見る縦4分割が沖縄にあった!という事実。

↑バルコニーと屋上のホローブロック作りの手すりはもはや見慣れた。遠くて見にくいけど右奥のベージュ色の建物の屋上はホローブロックの組み方がちょっと変則的。真ん中の段が縦置きになっている。

↑木造の家とブロックの建物との混在ぐあいが面白い景色。

↑野良ブロック

↑駐車場の塀の最上段にみやま。なかなか表面感がワイルドな塀だ。室外機がたくさん。

↑駐車場だけどNO PARKINGって…とツッコむ。契約車以外はだよね

↑この界隈では久しぶりに見たダイヤ!最上段に一列に連続してるのは沖縄のお約束。

↑最上段にみやまが一列に。塀の突端にシーサーがおる。

↑みやまの一番右のやつが何か変則的で、左がちょっと切れててそっち側にずれているのはなぜか気になる。

↑あらみやまのバルコニー?物干し台?屋根の上はコンクリートブロック造なのか。すぐ隣は木造みたいだけど関係ないのか。このキレイに整ってない感が魅力と思う。

↑移動中に車内から撮ったので那覇の市街地ではないですが、大変目を引くマンションです。正方形ブロックなので追っているやつと違うけど沖縄っぽいなということで。あとで知ったけど割と有名な建物らしい。

↑今回の最後。これも車内から。2階のバルコニーのみやまの連続、屋上のホローブロックは縦と横でちょっと変化を付けた組み方。非常に沖縄的な透かしブロックの風景も見慣れてきたところでもうお別れか…

というわけで沖縄では珍しいデザインの透かしブロックに出会うよりも、ブロックの使い方自体に本州のほうとは大きな違いがあるんだな!と確認できたのでした。限られた時間だったけど充実していた!ありがとう沖縄!

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