透かしブロック in 東京都渋谷区その2
自分がかつてそうだったんですが渋谷と聞くとなんかすごい都会で透かしブロックとかなさそう…と思いがちです。が、そんなことはありません。一本引っ込んだ道沿いにひっそりと地味にあるのです、透かしブロック。
↑塀の下半分にみやまのジグザグというか市松模様というか。みやまは中野区で大量に見たことから中野タイプと呼んでいる、真ん中の山が小さめのもの。道がちょっとスロープ。
↑これは!ブロック2つにまたがってダイヤ穴が三つという、この三年ほど前に神奈川県秦野市で見て以来。離れたところで割と珍しいものに会うとなんか感激します。塀のつなぎ目の目地部分からモルタル?がはみ出し放題で目立つ。
↑おや三つ穴ね。ノスタルジーを感じる。道がスロープ気味で塀の高さが段になっているところが良い。
↑すごい高い塀のてっぺんにだけ、三つ穴が横連続している!塀自体はコンクリート塀なのか?木陰がすずしげ。
↑透かしブロックではないけど、半分サイズのブロックを一つおきに間を開けて透かしている。そこにお花の鉢をかけたりしてかわいく活用していてよい。
↑いいぞ!おリボンだ!チョウチョとかトンボとかも呼んでるけど。おリボンは東京都内と、なぜか岐阜市で見たことがある。左の方のみやまと右の方のみやまは別種類。右の「指定日以外にゴミを出さないでください」の札がかかっているやつはアルカイックスマイルに見える。
↑これは素晴らしい。壮大なホローブロックの壁。平成何年かに建築基準法が変わり、透かしブロックを縦、横、斜めに連続して使うことはできなくなったため、こういうのはそれ以前に作られたはず。ゆるい坂道が交差するところ
↑あら。これはギザギザのX。初めて見たのは神奈川県海老名市だったかな。神奈川ものなのです。こんな表参道(たしか)の近くにあるとはね!びっくり
↑角を曲がったところにもうひとつギザギザX。上の方には監視の目が。そして右下から続くのは…
↑こんなことになっている。高さが半分のはしごタイプなのか?スタンダードブロックと大谷石みたいなブロックの間にサンドイッチ。ここでは足元の高さ。
↑右を向くとこのように道は下がり、だんだん塀を見上げる形になっていく。
↑途中のつなぎ目部分から右側はダイヤが二つおきに入っている。どうしてこのつなぎ目はあるのか?なんでこういうことになったのかちょっとナゾ。トマソン?違うか。しかしこの界隈は微妙に坂道多いですよね。
↑ハーフはしごタイプのアップはこんな感じ。スジと、うっすらN,Sというイニシャル入り。メーカーさんの印でしょうきっと。
↑おしまいは、また出ました三つ穴。透かし以外のところはコンクリートでおおわれてます。塀の中の樹木がたいそう大きく、こんな都心で広い敷地をお持ちのおそらく代々続く立派なお宅の塀です。