透かしブロック in 福井県鯖江市その2
めがねのまちさばえの、鯖江駅の周辺をうろうろしております。駅近なのに(ってこともないが)なかなか起伏にとんだ地形(坂が多い)です。その2です。
↑というわけでブロックを見上げるのが多いです。天平美術のお花だ。福井にもいた!と確認しました。石垣が力強い。
↑同じ塀の続き。これは「のぼり玉」というのだ!宮崎県のブロック会社、瀬戸山さんに教えてもらったんだから!それにしても、ちびちびとこんなアーティスティックなやつが小出しに使われていて驚く。
↑上にクサリと、下に立体縦5分割だ!この時はあんまり気づかなくてスルーしていたがこれ(立体縦5分割)は福井ものだったんですね実は。
↑上にX、下にホロー。そしてこのホローは…
↑穴の角に丸みがあるホロー!地味に新種。ごめん地味とか言って
↑上にヘビメタ、下に立体縦6分割。この立体縦6分割は福井市内でよく見たものだ。その前に名古屋近辺とかでも見たことがあった。
↑今度はキラキラとシンプル縦6分割ときたもんだ。ここら辺の塀は、上と下の二層に分けて違う透かしを組み合わせるレイアウトが好きみたいね。それにしても、新種は地味でもバリエーションはまことに豊富なのだ。新種は地味っていうか長年ブロック活動していると新種に出会う確率は必然的に下がってくるので仕方ないのだ。
↑低い塀と、それにかぶさる植木のバランスがグッドです。上にクサリ、下に縦4分割USBタイプ。福井は5分割や6分割は多いけれど4分割はなかなか珍しい。
↑こんなみやまもいた。すごい新品!バリが気になる。これはアルカイックスマイル系ですが福島、島根、香川というわりと離れた地域に点在している変わったやつ。表面に丸みがついてるわ枠が三段レリーフだわで非常に立体的。また鼻の下が削れている。ここがみやまの鼻というならば。
↑上には顔なじみのライトな違い菱と、下には真ん中が大きい三つ穴だ!鯖江にもいたんだね。真ん中が大きい三つ穴は案外関東、東海、中国、四国、九州とか広範囲で確認されている。北陸も加わったのだ。
↑左右にヘビメタと縦5分割USBがいる、すてきなストリートだ。ちょっと坂道。正面の突き当りにも塀が見える。
↑高い塀もいいけど低い塀もいいですね。クサリと、土偶の顔。笠木は波の側面に渦巻みたいな◎が付いてる。
↑普通のホローブロック。透かしすぎ。ここも坂道。道路のアスファルトがなんかキラキラしている。
↑鯖江駅前に戻ってきました。駅をバックにして記念写真が撮れます。駅名の字がちょっと木に隠れちゃいましたが。駅の2階にtetote(テトテ)というカフェがあって…
↑越前おろし蕎麦を頂きました!すみません越前そばっていう名物があると知らなくて、なにぶんにもブロックで頭がいっぱいなもんですからお許しください。こしがあって大根おろしがが辛くてたいへん美味しかったです。あとこのtetoteには本棚があって鯖江図書館の本の貸し出しができるとか、学割セットがあったり興味深かったです。地元の男子高校生(たぶん)の二人連れと、東北地方の言葉(丸聞こえ)のマダム二人連れのお客さんがいました。初めて来たにもかかわらずたいへん落ち着ける場所で、ブロック塀活動の合間につかの間の旅情を感じることができました。
↑ダメ押し!お花がキレイ。オキザリス?かな?三段ネオみやまとフィンガービスケット5つ穴。鯖江で顔なじみになった。
↑カニ(ほんとはクローバー)に挟まれたふっくら3段みやま。顔なじみになった。
↑ふくてつ(福井鉄道)に乗って福井駅まで帰ります!サンドーム西駅はかつては上鯖江駅といったそうです。
↑サンドーム西から電車に乗ったつもりが(かわいい電車だなとは思ったけど)、福井市内に入ると?いつの間にか路面電車に変身していて心底驚いた!いや路面電車も電車なんでしょうけど。後で調べたら鉄道区間と路面電車区間を乗り入れて走行しているのは全国的にも珍しいそうです。ですよね。
ということで、福井駅の恐竜と電車のツーショットです。いやー旅に出ると本当にいろいろと新しい発見がありますね。鯖江市からは以上でした。