透かしブロック in 三重県鈴鹿市 その1

三重県て名古屋から意外と簡単に行けるんですね!そして自分的には名古屋はけっこう行き慣れてきた…ということで近鉄名古屋線で三重県(の行きやすいところ)に行ってきました!

↑鈴鹿市駅は鈴鹿駅とは別なんです。まずはここからスタートです!三重県のブロック状況はどんなかな?

↑鈴鹿市の第一号透かしは…ん?縦5分割だけどビミョーに奥まっているのかいないんか、よくわからないけど一応撮っておく。

↑クサリだ!クサリは東海とか中部地方などでみられる。草で見えにくいけど下のほうには菊水がいる。この菊水は東京のほか、新潟、滋賀、岡山で確認されている。なるほど。

↑これは!初めての△!頂点の角度が△史上最小だ。あと、細ーく枠ごと奥まっている、その枠の細さにデリケートさを感じる。

↑こっち側が駐車場なのでフェンス越しに塀を見る。西日を受けている。下のほうには縦5分割がいる。

↑90度曲がって、塀が道路側に続いてます。縦の行を揃えて、三角と縦5分割が2つおきに並んでいる。

↑縦5分割は、先ほど見た鈴鹿初の透かしと同じようだ。すごく接近してみると、あさーく奥まっているのがわかった!縦5分割の、棒だけ奥まっているのは見たことがあった。しかしこのように細ーい枠ごと奥まってるのは初めてだ!

↑地面の近くにだけ、ホローブロックがいる。きっと元はブロック塀があったのを下だけ残して撤去したのかな?と思う。

↑最上段にカラクサと最下段に井桁ですね。このカラクサは左向きのカラクサで枠にスジ入りで、愛知、岐阜、福井、新潟で確認されているものだ。そして井桁は縦の棒が2本とも上下に貫通してて、富山と福井で見たことがある。ほうほう、だんだん見えてきたぞ。何が。

↑Xが水道の流しの台に使われている。ブロック活用のよい例ですね。流しのタイルも綺麗な水色がステキです。Xの分布は全国的に割と幅広い。そして左手にはカラクサの塀がずーーーっと長く続いています。

↑左手の塀の続きは、いずれこうなってくる。最上段の切れ目なく連続していたカラクサが5個で1ユニットとなって、そのユニットが二つおきに配置となるのだ。

↑カラクサがだんだん足りなくなってきたのだろうか。

↑ヒョウタンだ!上からすみません。ヒョウタンを初めて見たのは6年前の愛知県あま市だった。鈴鹿市はまあまあ近いし、同じブロック文化圏なのかな?と何となくこの時思いました。しかし後で確認したら同じヒョウタンでもあま市のヒョウタンは向きが左右逆だったのだ!デザインは同じで。型枠は違うのね。どういうわけか。

↑これが愛知県あま市のヒョウタン。先っぽが左向きです。

↑おお、宇宙人の顔と縦4分割(USB)だね。名古屋周辺でこんな組み合わせのがよくあったぞ。宇宙人の顔(または土偶)は意外と広範囲で見られる。

↑クサリと縦4USBだ。愛知と近いしやっぱりブロック文化圏が同じなのね、とか思う。

↑菊水ですね正統派のです。菊水にも色々バリエーションがあるけども。年季の入った塀だ。

↑菊水と井桁のコラボだ。この井桁も縦棒が貫通しているタイプで富山を思い出す。

↑また井桁だが、こちらは縦棒が貫通してない、ノーマルなやつ。左右対称に配置して、バランスが美しい。

三重県に足を踏み入れて最初にブロック探索したのは鈴鹿市で、来る前の想像は「名古屋から近いからブロックは名古屋っぽいのかな?」でした。実際見てみると意外と名古屋というか愛知県のみならず岐阜、滋賀、福井、富山と共通の透かしがあるなあと思いました。スタートからなかなか興味深いです。その2に続きます!

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