透かしブロック in 東京都世田谷区その２

世田谷区と一口に言ってもとても広いです。東は渋谷区や目黒区、西方面は狛江市という市に隣接しており、一つの区の中にも様々な顔がありますが、透かしブロックがある場所というのは昔のまま取り残されている昔のものが失われずに残っているところだと思います。

↑Yがさかさまになっている。鍋ぶたとかタジン鍋という人もいた。タジン鍋って懐かしいな今聞くと。Y透かしは群馬県のブロックメーカーエスビック(株)さんの創業者、栁澤氏のイニシャルをデザインして作られたという、聞くだに胸が熱くなる由緒あるものなのだ。

↑正面から撮りたくて交通標識のポールが入ってしまいました。これは何ですか？はしごタイプ(横一列につなげるとはしごレースのように見えるのでそう名付けた)の一種だけど穴の大きさが大・小・大・小と変化している。2つ並べてるんだと思うけどつなぎ目が一見わからない！まさか2つ分の長いブロックとか？そんなことないよね…

↑近寄ってみてもつなぎ目わからないなあ…2つ分のロングなブロックってできるんですかね。ちなみに1つ分の同じ模様の透かしは富山県射水市にもありました！

↑小さな神社の策の外からのぞいている台形。(ﾟДﾟ)の顔みたい。

↑まる〇もじっと覗いている。塀があるのにこの手すり必要だったのか。手すりが先にあって後からブロック塀を立てたのか。

↑太めで横にロングなダイヤ。白く塗装されている。

↑別の塀で、同じくフトメロング。フトメロングは割とこの界隈限定な気がする。

↑なぜか初めて見たとき「モツ…」と思った。こういうモツの部位ありませんか。にしても高い塀だな。

↑ピエロ🤡の目みたいにも見える。ピエロの絵文字ってあるんだ。塀は塗装されています。

↑世田谷区のほかには見たことがなく、局地的に集中発生しているピエロの目。「キラキラ」✨の隙間が空いたともいえる

↑しかしこの塀の上のほうはどうしたのかね。無理やり暴力的に穴をあけられているのか。

↑下がってみました。駐車場的なところにバスケのゴールポストも置いてあり、謎なスペースではあります。そして右側の塀にもやっぱりピエロの目が。下から2段目に一つおきに入れるのが定石のようだ。

↑さて移動しました。 V字みやまが1つおきに。葉っぱが出ているのがいとおしいです。V字みやまは埼玉、千葉、栃木など関東地方でみられます。

↑またピエロ🤡だよ！今度は2つおきだ。塗装の仕方が粗削りでワイルド

↑チョコベビー(またはアヒル)だ！空間を見るとかぎかっこにも見えます。ブロック活動は始めてまる9年になるが、都内のほか埼玉、群馬でしか見たことがないのだ。

↑細身ライトタイプのシンプルダイヤ。すっきりして美しいですね。バックが黒いのも相まって。小枝が出ているのもいい感じだ。細身ライトのダイヤは他には埼玉、千葉、福島、三重というちょっと不思議な分布を見せている。

いいですね世田谷区。住宅地としての年季が違います。いろんな透かしが見られます。その3に続きます。