透かしブロック in 東京都板橋区

東上線ユーザーの埼玉県民である会長は子供の時から成増の次は池袋という感覚だったので、成増~池袋間の板橋区はごっそり飛ばしていたということですかね。そんな板橋区のブロック状況をご報告します。

↑まず反り菱。おちょぼ口系。都内や埼玉県に普通にまあまああるので平常心で見られます。

↑これは!平常心では見られません!なんかすごいです!五輪マークか!と興奮したこの発見時から5年後に(株)エスビックの社長さんの栁澤氏から「これは1964年の東京オリンピックの時に作ったものだ」と伺い、やっぱりそうだったのか!と感動しました。塗装されているので左右の上の角の隙間が埋まっちゃってるけど…

↑塀全体に漂う謎の雰囲気。ヒノデと台形と五輪ピック。統一感とかすてきとかそういう感覚とはかけ離れていてそういう意味で貴重。

↑ヒノデだ!すっとんきょうタイプ。これも都内と埼玉県でみられる。さすが埼玉と接している区だけある。上下に合わさっている。

↑Yもエスビックもの!これも社長さんから、創業者の代に苗字の「栁澤」の頭文字で作ったと伺いました。なんかフリーダムに透かしブロックを作っていた感じが良いなと思います。

↑これは「塗りつぶし盛り反り菱」というやつです。というか勝手にそう呼んでいるもので、都内、埼玉、千葉で確認されています。

↑パイプが透かしの隙間から出ている。こういうのがやっぱり気になる。

↑たしか同じ道の向かい側、同じ透かしブロックだった。ブロック塀の向こうに木が生い茂っているだけでなんかうれしいのだが

↑なんて素敵~~~波模様みたいにして、その合間合間に一つずつ入れていくという、これは美しいレイアウト。でもずっと見てると白目みたいだ。

↑おお、ここにもY。みやまとヒノデとYのコラボ。支線ガードと透かしブロックは相性が良い。

↑あらっ金魚(と呼んでいるやつ)

↑コインパーキングの金魚。金魚も都内と埼玉県でみられるが全国的には意外とレアなんじゃないのかな。

↑塗りつぶし反り菱。平面的なもの。表面が立体的なものを裏から見ているのかな?と思ったが、これはこれなのだ。都内と埼玉県でみられる。そういうの多いな。

↑斜め前方になにか…

↑幼稚園ですね。門柱もタイルか何かでたいへん装飾的で年代を感じさせるのだ。

↑ずっと見ているとすごくファンシーな感じ?に見えてくる。敷地に沿って周り中全部これなのだろうか。

↑このレイアウトが基本パターンで、ずっとこれが続いているのだ。丸がモチーフのやつは2015年に初めて写真撮影したもので、ブロック塀研究会における活動の第一歩となった記念すべきもの(ここの撮影は2021年)。これも東京と埼玉でみられる。

↑ぐるりと裏へ回ってみても、ずっと同じパターンが続いている。すごい。

↑と思ったら、「聴診器」があるべきところにたまにみやまが入ってたりした笑。聴診器は東京、埼玉、群馬で確認されている。そういうルートがあるんだろう。裏側は表側より年季が入っている。

というわけで板橋区のポジション的に埼玉、群馬との共通性がある、という発見が得られました!

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