透かしブロック in 群馬県高崎市 その4

↑この斜め線一本のやつ(スラッシュ)、もっとも単純なデザインの透かしブロックの一つですが、単純すぎていまんところ高崎市でしか見たことないレアものです!単純で素朴ですが実はすごいやつなんです。

↑なんか一つプラスチック板でふさがれていたスラッシュ。なんでだ。

↑道端にうっちゃってあったブロック。穴の形がちょっと違いますね。野良ブロック。

↑平べったい系のヒノデ。真ん中の穴はほとんど三角▽です。関東ものです。左の方の継ぎ足した塀の段がずれている。

↑すぐ右に目をやると、やさしいピンクのバラの向こうに、おお、塀の側面に別のヒノデが…ミカンをむいたように見えることからミカンタイプと呼んでいるやつだ!

↑塀の道路側はこうなってます。下の方にジグザグ。アイリス?あやめ?がここだけまとまって生えててきれいです。

↑その次の角にはまたあのスネ夫!ケともKともつかない高崎ものが !向きが互い違いなので山がつながっている模様になっている!

↑さすが群馬だ。高崎だ。この「スネ夫」が惜しげもなく見られてうれしい。

↑高崎の人たちに「この透かしは日本全国を探してもここにしかない本当にとても貴重なものなんですよー!」と声を大にして言いたいです。

↑何気にまた落ちている透かしブロック。逆さまですがヒノデですね。ちょっと小顔で、ツノ付きっぽいやつか。落ちているのに今日今まで見たやつとちゃんと違う種類で、さすが群馬県だと思う。

↑すごい高い塀だ。数えると13段あるが、今の建築基準法だとブロック塀の高さは2.2mまでらしく、11段てことになるので、法改正される前に建てたんだろう。そして控え壁がなぜか10段までなのがちょっとナゾ。後から3段追加したのか?またミカンタイプのヒノデだが、ちなみに透かしブロックを縦横斜めのどの方向でも、連続して使うのは建築基準法で今はNG。

↑平べったいヒノデからササの葉みたいのがはみ出ている。よい風情。

↑ブタの鼻。ブタの鼻は他には埼玉と東京都内で確認されている。渋谷区なんかでも見たのだ!最上段と、下の方にジグザグ。下から3,4段めのは埋められちゃっている!

↑またいたぞスラッシュ!

↑これだって地味だけど声を大にして言いたい。「皆さんこれは高崎ものなんですよー!」と。

↑ああ三つ穴。落ち着きを醸し出している。とても良い塀だ。

↑みやまだ。フトメで、下の山の隙間がちょっと狭いやつ。埼玉県でも確認されている。

↑おまけのトマソン。トマソンもブロック。

というわけで地味ですが群馬ならではの透かしを堪能できた高崎でした!

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