透かしブロック in 鹿児島市その3

鹿児島市その3です。九州を探検したのは初めてでしたが、回ってみて気づいたのは「ブロック塀がすごい苔むしている」ということです。これはどう見ても関東とは違う点です。雨が多かったりして湿度とか気温が高いからコケがよく育つんでしょうかね。コケ以外の植物全般もうちの近所とは違って厚い葉っぱで緑が濃く、力強い気がしました。

↑さあ今回の始まりはスジ入りアルカイックみやまです。鹿児島で初めて見たけど、この3か月後くらいに沖縄でも見て「おおっ」となった。やっぱり近いからな…と思って納得。

↑ツノにまでちゃんとスジ入り。スジの中にも苔が。

↑さっきと同じ家の塀の続きです。雨上がりのせいもあってか木の葉っぱがつやつやして緑が濃く見える。

↑はしごタイプと呼んでいる、並べると穴がずっとつながっていくやつ。いちばん左端のは端っこ用ブロック。やはりコケむしている。

↑アルカイックみやまがジグザグに配置されている。植栽の緑が濃くてむせ返るよう。塀のてっぺんにはコケが。

↑すごいぞコケびっしり!コケみやま。石垣のほうがすごい。石垣は特に凹凸があるからコケが付きやすいのか。このみやまは真ん中の山がちょっと小さめのいわゆる「中野タイプ」。

↑暴力のない明るい街新照院町。毛筆体の力強い標語が目をとらえて離しません。ていうか新照院町って一発で正しく変換が出たのでびっくりした。

↑暗くて見にくいですがガレージの向こうを透かして見ると「ハ」が一つおきにいる。

↑普通のみやま。塗装されています。

↑同じ塀の左側に回ると一つおきのハがまた出てきた。同じレイアウトの透かしを近い場所で見ると、施工した人が同じなんだろうと思う。

↑これは透かしじゃなくて普通のブロックをてっぺんに乗せているのね。はみ出してるし。

↑これは珍しい、形はアルカイック系で表面に丸みがついているみやまが二つだけいた。下の二つの山の開きがとても大きいです。出雲の方で以前見たことあると思う。塗装されている。

↑真ん中の穴が大きい三つ穴が左上から右下に流れるように配置されている。

↑右に振るとこう。けっこう長い塀なのだ。上にも下にも苔がもっそり。

↑真ん中が大きい三つ穴は愛知県、出雲、埼玉県の加須市や熊谷市、東京都荒川区でも確認されている。地味だが結構広範囲に分布しているのだ。穴の中にも苔。しつこいようですが。

↑今日のおしまいはアルカイックスマイルみやまの一つおきです。コケはもはやお約束です!

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