透かしブロック in 東京都荒川区その2

荒川区はなかなか味わい深いブロック塀がたくさんありました。ここでのブロック情報は2019年当時のものになります。

↑年季が入っている塀。最上段にみやまが連続、下の方にダイヤ横連鎖が一つおきに配置。ダイヤ横連鎖は関東圏内でしか見てない印象。木の戸は朽ちてます。

↑そのすぐ左の塀。上に反り菱が連続、下の方にダブルスラッシュ。ダブルスラッシュは都内のほか埼玉、群馬、岐阜、大阪でも確認されている。ここの反り菱は今日ここまでに見てきたのとは違い、ちょっと細身で口の開きが大きい、群馬県高崎市でも見られたもの。

↑植木鉢が並べてあるさまもかわいく、下町な感じが出ています。

↑最上段も下の方も全部ダイヤ。木で少し暗がりになってたり下のダイヤから草がはみ出してたりするのがよい。

↑ただならぬ何かを感じる塀。透かしの種類が多くて興味深いのだが、それだけではなく何かいわくありげ。年期が入って古いだけなのか、それとも火事か事件でもあったかのような。

↑それはそれとして真ん中の縦になっているスパナみたいなやつ、これは世田谷区と船橋市でも確認されている。船橋ではこれを横一列に連続して使ってナミナミ模様の中に小さい丸が並んでいくという模様になっており、印象的だった。ここでは縦になっていて驚いた。あと、最上段に◇◇◇・・・の連続、最下段にパンダが三つ(か二つ)おき、という配置はさいたま市大宮区で見たことがあって、まさか同じ人が施工したのかな?

↑なかなかこういうアクが強い塀は貴重でしたがもう今はなくなってるみたいです。

↑みやまがジグザグ並び。なんということはないが。

荒川区は以上になります!

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