透かしブロック in 長野県大町市 その1

信濃大町を訪れたのは2019年のことになります。残念ながらその時の駅周辺の写真は撮ってこなかったのですが…

↑信濃大町駅前の島田陽子さんと松田優作さんです。森村誠一原作のドラマ「腐食の構造」(1977年)より。旧字体の驛の字が渋くてすばらしいです。1977年でこんなだったのね。さっき調べたら松田優作の役名が大町でした。ドラマでは北アルプスの大自然とか黒部ダムとかが出てきます。

↑それはさておき透かしブロックです。反り菱。

↑大町の反り菱は少し奥まっているのが特徴。いやこのブロック自体が周りのブロックより少し厚みが薄いのか?ちょっと下がっているんだけど反り菱がブロックの枠より少し奥まっている。

↑二段階奥まり状態の反り菱透かしブロック。

↑これは!キースへリングぽいとかスパイダーマンとか言われている。初めて見たのはたしか長野市だった。しかしその後愛知県でも見ているので長野モノというわけではない。

↑一つおきに並ぶキースへリング。

↑一つだけポツンとキースへリング。ひもを通して植木を縛るという用途に使われている。

↑あっ宇宙人もいるんだ…宇宙人が単品で。

↑こちらは二人並んで宇宙人。

↑これはまた、こってりした塀が見えてきた。

↑みやまが十字架の形になっている。このみやまは「未熟なひよこ」だ!最初に長野市で見てから2年後くらいに新潟県長岡でも見てびっくりした。そして上の段にいるのはシャクトリムシ!(またはヘビ)シャクトリムシは長野モノ。

↑みやまの十字架とシャクトリムシ×2の楽しいコラボ。

↑塀の角は隅切りでこのように、十字架の上にシャクトリムシが三つ!になっている。

↑このシャクトリムシは左に向かって進んでいるみたい。基本右向きが多いと思うんですけど。

↑あらっこれは初めて見るやつだ!

↑Hが斜めってる!逆向きだったら日本道路公団JHみたいだな!今はないけど!

↑六角形3つ!連続しているので左右の枠がない特徴をよく生かしている。表面は平面的。山梨県の笛吹市でたくさん見た。ここにもいたのね。

↑昔のロボットの目がビカビカしてるやつ。でも正式な名前は「マスメスカシ」(エスビック株式会社のカタログより)。埼玉、東京都内でも見られるが、一番たくさん見たのは会津若松!

↑クサリだ!クサリはやっぱ繋げて使わないとね。ここも角が隅切りになっている。

↑またクサリだ。すごく新しそうな塀。そして目地がとても白い。

↑またマスメスカシだ!こんどは2個並んで2.1.2.1…のリズムで置かれている。

↑キラキラもいるのね。最上段に一つおきに配置。

↑奥まった反り菱。奥まっているのが影ができているおかげでわかりやすい。そしてまたさっきのみやまみたいに十字架になっている!きっと同じ人が施工したんだろう。

↑こんな下のところに立体的な違い菱が二つだけ!かっこいいな!立体違い菱は長野と山梨で見られる。

↑違い菱系。最初は「ヘビメタのすじなし」といってた。いろいろバリエーションがあるがこれはちょっと奥まっているやつだ。長野や山梨、福島、東京都内でもまれにみられる。

↑また十字架!今度はキラキラ✨の十字架。葉っぱのはみだしが良い。

大町市、透かしの種類が豊富ですね!その2に続きます

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