透かしブロック in 栃木県足利市その2
底冷えのする北関東、静寂の栃木県足利市を訪問したのは2019年の12月のことでした。あまり人はいません。
↑お花にバツ印、またはお花にXがこの界隈には多いようだ。足利を歩きだして最初に見たのもこれだった。
↑ペットボトルは水を入れて重しに使うという用途もあるようだ。
↑おお!オールみやまの塀だ。鉄筋が通せないため現在では違法ゆえ、こういう塀はもう作れないのです。末永く残っていただきたい貴重な塀。
↑透かしなのに埋められてしまったダイヤ。しかしながらこの亡霊となったダイヤは形に特徴があり、線は太くて上下の開きが大きく、左右の枠への刺さりが浅いという、ちょっと珍しいものだ。東京都府中市、埼玉県川越市に次いでここ足利市で三番目に確認された。
↑また!お花にXだ。上の段は一つおき、下のほうの段はその倍の間隔で三つおきに配置。なぜか一つだけヒノデ(リトルグリーンメンと呼んでいる)だ。お花にXは関東地方、新潟、後なぜかとんで香川で確認されている。
↑塀の角は隅切りで、角の右側はトップに段がつけてあり、カクカク下がっている。
↑ダイヤだ。フトメなダイヤとノーマルなダイヤが混じっている…とかどうしても気になってしまうな。塀の角は隅切り。
↑またお花にダイヤ!塀はベージュ色に塗装されている。
↑穴からツタが出ていてイイネ!
↑これこれ!太くて上下の口の開きが大きく、左右の刺さりが浅いダイヤ!今度は埋められていなかった。が上部がトタンでちょっと隠れてしまっている。
↑Xだ!シンプルなXは結構広い地域に分布している。
↑これは!「骨付き肉」だ!🍖
↑おお。これは東京都府中市、荒川区に並んでここ足利市が三か所目だ。足利市は府中市と何かつながりがあるのか?これは左右に枠がないので横一列に連続するとよさが生きるやつだけど、今日日では違法になってしまうな。
↑行きに見たところに戻ってきました。ジャッキ。つる植物がはみ出ていてよい風情。バリがちょっと気になる。
↑違い菱系を縦に2個ずつ重ねて一つおきに配置という、ちょっと個性的。
↑今度は横に二個ずつつなげている。塗装がきれい。ピンクのシュウメイギク?がかわいいです。
↑今度は一つおきに配置の、違い菱系。違い菱系はバリエーションが結構ある中で、案外この奥まってもいなくスジ入りでもなくぽってりもしてないやつはここ足利市でしか見てないのだ。
↑みやま。玄関のすぐ側の部分は市松模様で、道路側は一つおきが一段おきになっている。
↑ちんまりとヒノデ(リトルグリーンメン)。うちの近所とかでよく見るのでそんなに珍しくもないと思ってたるけど、よく考えたら関東地方以外では見てないかも。他地域の人が見たらなんじゃこの透かしブロックは!ってなるんだろうか笑。ならないか。
↑というわけで渡良瀬川に戻ってまいりました!
足利市は以上です!そんなにたまげるようなことはないながらも地味な感動をしみじみと感じ取った足利でした。ありがとうございました。