穴のバリエーションその2

今回は穴が3つ(ぐらい)開いているものをまとめてみました。

↑楕円の穴が三つ開いている、最もオーソドックスな形。全国わりと広範囲でみられる。@香川県高松市。なんかニラみたいのが出ている。

↑楕円というより最初のと比べるとちょっと四角っぽくて、角が丸みのある細い長方形。わりと広範囲でみられる。@群馬県前橋市

↑ちょっと幅の広い四角っぽい三つ穴。三つの穴が真ん中に寄っている。@長野県長野市。

↑けっこう幅広い四角っぽい三つ穴。@島根県出雲市。

↑真ん中の穴が大きく、両サイドのが細くなっている三つ穴。@鹿児島県鹿児島市。最初に島根県で見たんだったが、その後埼玉県熊谷市、加須市、東京都荒川区、愛知県、香川県でも見たりして地味に広範囲に分布しているとわかってきた。鹿児島のブロックに苔が生えているのはお約束。

↑実はひっそりと広範囲に分布しているこの三つ穴タイプになんとこのたび周囲にスジが入っているもの発見!だいぶ年季が入っていて遺跡みたい。@愛知県一宮市

↑両サイドが大きく真ん中が小さい三つ穴。@群馬県高崎市。屈みこんでこれの写真を撮っていたら見知らぬ小学生のお嬢さんに「こんにちは!」と挨拶された。挨拶の声を掛け合う地域は空き巣の被害が少ないそうですね。私は不審者なのかもしれません。もちろん挨拶は返しました。この透かしは高崎ものだとずっと思っていたら、3年後くらいに東京都荒川区で出会ったときにはえらく驚きました。

↑初めて見たとき「ポチャッコ…」と思ってしまった。なんか似てませんか。3つの穴が離れている。@埼玉県川越市

↑まんじゅうのような三つ穴。まんじゅう三つ穴は山梨もの。@山梨県中央市。

↑真ん中が大きく左右が小さい四角っぽい三つ穴。土がたまって中に草が生えてる。何かの祠のよう。中にご本尊でもいるのかと思った。山梨もので、山梨県内でよく見る。これは相模湖の近くで撮ったのだが、相模湖はもはや山梨文化圏ということらしい。@神奈川県相模原市。

↑地味だけど真面目そう。四角くミゾが囲っている。なんかお札みたいだな。紙幣。。@岐阜県土岐市。

↑三つ穴の両脇がさらに穴になっていて、横に連続するとはしごレースのようになるので「はしごタイプ」と呼んでいる。今のところ関東圏と新潟県で見ている。@東京都目黒区。

↑スジとイニシャルA,K(ブロックメーカーさんの?)入りでかっこいいはしごタイプ。@新潟県長岡市。こういうのは透かしブロックというより、たぶん上下のブロックの様子から19センチ厚さのブロックを横にしておいたのだと思う。A,KじゃなくてK,Aというイニシャル入りは秦野市で見たことがある。

↑はしごタイプだが真ん中の穴と両端の穴が大きいので、横に連続して繋げると穴が一つおきに大、小、大、小、となってリズム感が生まれるのではないか。と思うが残念ながら連続してなかった。@富山県射水市。

↑四角っぽい大きい穴のはしごタイプ。なんか映画のフィルムの両端みたい?@岐阜県多治見市。

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