透かしブロック in 山梨県昭和町 その5

ブロック活動をしていて幸せを感じることはいくつかありますが、たとえものすごいたまげるようなデザインでなくとも、その土地特有の透かしブロックが道の両側にあり、それを眺めながら道をそぞろ歩いていると心の安らぎを感じます。それは至福のひと時と言えるでしょう。

↑最上段に枠付き花菱、最下段にカニという、山梨もの同士のコラボ、いいですね。ここは山梨なんだな~としみじみ思う。透かしの幅は4つおきから5つおきと、割と広い。あと塀の段が変わるところの継ぎ目には「二つ合わせると松」になるブロックが使われているのもこの地域ならではのワザ。唐突にがくっと減らし目をしないでなだらかに減らしている。

↑こちらは三つおきに花菱とダイヤの三つ穴が同じ列に置かれている。このダイヤ三つ穴は静岡県三島市と岡山県でも見た。離れた土地に流通するもんだなーと驚く。

↑最上段に「バネ」。このバネは山梨もの(枠が一段奥まっている)。そして下の段にいるのは…

↑楕円にXとかお花にXというのがあるんだけど、これは一見楕円のように見えるがよーく見ると上と下(下だけ?)だけ花びらの刻みがあるようです。ビミョーだけど。この数年後に新潟県三条市と岡山県でも見つけました。

↑いいですね!二本の斜線の間に口が挟まっているやつ。山梨でたくさん見ます。相模湖周辺とか奥多摩とかでも確認されている。きっと甲州街道とかを通じて流通したんだろう。シルクロードならぬ透かしロードだ。

↑突き当りのとても低いところに花菱。ちゃんと山梨ものなので安心する。

↑最上段にキラキラ✨、最下段に三つ穴。この真ん中だけ大きい、四角っぽい三つ穴は山梨ものである(と思っている)。こういうの見ると、ああ山梨なんだなあーってなんか幸せを感じますよね。

昭和町はこのへんでとりあえず終わりましょう。ありがとうございました。

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