透かしブロック in 「大都会パートⅡ」その2
べつに「大都会」でなくてもいいんでしょうが刑事ドラマという性質上、外回りとか事件現場とかの場面があると、屋外のストリートでロケ撮影になり自然とブロック塀が映る機会があるでしょう。やはり2017年のこんにち、ドラマ当時の1977年のブロック塀は十中八九失われてしまっているでしょうから、記録を残しておきたい!と思うわけです。
↑大都会パートⅡ18話「暁の兇弾」より。 「兇」の字がシブいです。左側にダイヤが一つ置きに並んでいるのが見えます。右・宗方先生(石原裕次郎)にポケット越しにたぶん銃を突き付けている賊。@渋谷区か目黒区
↑パートⅡたぶん20話(違うかもしれない)。パトカーの停まる向こう側にみやまが見える。今はなかなかない木製の門とか良い味を出している。犯人のアパートか何かに踏み込む神刑事(神田正輝)@渋谷区か目黒区
↑パートⅡ20話「狙われる」より。左の方にヒノデがある。開きの大きいやつだ。別に珍しくはないんですけどね。きっと今はないんだろうと思って撮っといた。@渋谷区か目黒区
↑パートⅡ28話「狙撃」より。公園のトイレの壁に枠だけの透かしブロック。水を飲んでいる神刑事@新宿区
↑同じくパートⅡ28話。ビルの屋上の何かの設備。スタンダードな「透かしブロック・枠だけタイプ」かと思ったんですが・・・
↑これはちょっと違いますね。私の追っているスタンダードサイズ19㎝×39㎝のブロックではなく、もっと大きいサイズのものだと思われる。
↑ここでお仕事をする。
↑ここでお仕事をする人が、「年齢56歳、戦時中は○○部隊に所属・・・」という設定になっていて、そういうことが刑事さんのセリフ内にさらっと出てくるのでまたたまげる。たまげた後にうーんと唸らずにはいられません。
1977年、32年前までは戦争をやっていた、32年といえばそんなに最近ではないが決して遠い昔でもなく十分にそのときの「いま」とつながっている時間だ、と思うとそうかこのころってそういう時代だったのだ。と感慨深いのでした。
↑クロさんが決死の突入。自分が追っているブロックとは違うんだけどなんかすごいんで撮っといた。@渋谷区
↑パートⅡ36話「挑戦」より。後方にこれはスタンダードな「枠だけ」タイプが。場所は不明。渋谷区か港区って感じかな
↑同じく36話。右上方にやはり枠だけタイプが一つおきに。後ろ姿は柴田恭平(チンピラ役)
↑37話「銀行ギャング徳吉」。後方に枠だけタイプが多数積みあがっている。たぶん。渋谷区か港区。たぶん。
↑38話「凶器が走る」。左後方に見えるのは武田菱か、あるいは花菱ではないか?@おそらく府中市
↑39話「グッバイ1977」団地の入り口に枠だけをたくさん使って壁ができている。@府中市
つづき↓
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