透かしブロック in 「大都会パートⅡ」その3

「大都会パートⅡ」の中の透かしブロックを追うのもとうとう終盤になってまいりました。

↑左上方に扇タイプが並んでいるのが見える。パートⅡ44話「殺人捜査」@港区か渋谷区かもしれない

 

扇タイプ

 

↑パートⅡ44話 白く塗装された#タイプがおぼろげながら3つ見える。@港区か渋谷区かもしれない

 

#タイプ

 

↑パートⅡ45話「白昼の市街戦」 走る徳吉と神の左側に青海波が見える@新宿区

 

↑上と同じ場所。これは警察が旅館に踏み込んで容疑者が屋根伝いに逃亡するところ。@新宿区

1970年の住居表示法実施により、この回が放映された1978年には地名というか町名はすでに西新宿となっていたはずだが、徳吉刑事(松田優作)のセリフで「十二社の一直という旅館に」容疑者が潜伏していると、たしかに言ってるんですよ。

制度上の名前が変わっても通称としての十二社の呼び名は生き続けているということでなんかそこに感動します。ま40年以上たった今でも通りの名前とかに残ってるし。なくなっちゃったら悲しいですよね。

↑これは視線が釘づけ。塀一面のものすごい数の○タイプが圧巻!階段の道をバイク二人乗りで逃げていく。@新宿区

 

↑そのあとを追って走ってくる徳吉刑事。ここら辺の場所一帯は江戸時代には「十二社池」という池があったそうで地形的に窪地となっていて、その名残で坂道だの階段だのがいまだにあるわけです。現在はもうブロック塀はなくなっているが坂や階段はなくなっていない。そんなとこにも感慨深いものがあります。@新宿区

 

○タイプ

 

↑刑事を撒いた二人の後ろにとても小さく青海波が見える。@新宿区

 

↑パートⅡ48話「狙われた刑事」夜道で暴走するタンクローリーに突然後ろから追われ、逃げる徳吉刑事の目の前の丁字路にブロック塀。開いた口が大きめタイプのひし形だと思われる。@渋谷区かな

 

↑ひし形。これか?

 

↑これあたりか?

 

↑これかな?

 

↑こんなんかもしれないな。わかんないや。

 

↑もしかしたらこれかも!

 

↑パートⅡ48話。タンクローリーの向こうにすてきなブロック塀が。青海波と連続ひし形。@たぶん世田谷区

 

連続ひし形はこれですね。

 

↑もう一つ48話より。クロさんの剃り込みがすごい。大変見にくいが後方に青海波が点々とつらなっている。@世田谷区か府中市

 

↑パートⅡ49話「逃亡の果て」より。「島鉄タクシーの看板の「ク」の字の下にV字透かしブロックが4つ、上下向い合せになっているのが見える。@島原市

 

↑パートⅡ50話「射殺命令」より左奥の方に 〔◇〕 が一列に並んでいる。道路を挟んだ銃砲店に犯人が人質とともにたてこもっている@渋谷区

 

↑上と同じ場所。近くから透かしブロックがよく見える。

 

↑同じ場所。犯人を射殺するはずがその兄を射殺してしまい動揺が走る場面。遠くから左上に一列に並んだ透かしブロックがみえる。

「大都会パートⅡ」を第1話から52話まで、BSの再放送と見逃したぶんはDVDレンタルで、通して全部一度見ていたのですが、透かしブロックハンティングのためにもう一度見直しました。

それも今回で終わってしまいました。もっとあったように記憶していたんですが思ったより少なかったかなというのと、画像で見てみると結構ちっちゃいんだなという印象です。

しかしなにはともあれ、これらはドラマの話の筋とは関係ないけれども失われた貴重な昭和の風景であり、見たくても2度と見ることはできません。

ここに記録しなければほかに記録している人はいないかもしれない、と思うと役に立とうが立つまいがこのような形で思わず残してしまいました。

この仕事(?)は本来のこのブログの仕事とはずれるんですけど、一応ここでフィニッシュしました。

はーーー長かったな。

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