透かしブロック in 出雲市 その2

出雲は神様の居るところだから、10月は神無月なのに出雲だけは10月は神在月というくらいだから、何か特別な透かしブロックがきっとあるに違いない、と思ったのです。そしてその予測は当たりました。信じられないかもしれませんが今日の一枚目の写真から最後のまでで、スマホの記録では24分間です。わずか24分歩いただけでこんなにたくさんの素敵な透かしブロックに出会える出雲、素晴らしいです。

↑細い。これはもう透かしブロックというよりはスリットではないか。縦7分割。これまでに見た「縦◯分割」系では最多分割である。

 

↑「◯分割」系は下段の方に設置される傾向にある。装飾というよりは通気性という実利的用法のためか。

 

↑すごいギラギラしている。これは多分出雲以外で見たことがない。スタンダードブロック(19㎝×39㎝)2個分の、正方形タイプ。

 

↑ダイヤの左右が枠に接してないのが出雲スタンダード。バックが水色でそれがよくわかる。左右の鋭角が少し不安。

 

↑日本全国に流布しているスーパーポピュラーな透かしブロックの王道、「みやま」も出雲にあってはこんなにも個性的。ツノ、表面に丸み、アールが大きくて平たく横長にみえる。

 

↑最上段に横一列の横長に見えるみやまとコラボする、下の方にいるダイヤも横にロング。表面が立体的な化粧ブロック、笠木もありの濃ゆい塀です。

 

↑最上段横一列に井桁(四角が大きめ)、下の方にみやまが二つおき。

 

↑最上段横一列にいる初めて見たこれはなにか?水の意匠?下の方にはみやまが二つおき。

 

↑先ほどの井桁と水の意匠のは、この同じ一続きの塀の中にあります。途中から色味が変わってます。お分かりでしょうか、塀のすぐ下にお堀?水路?が流れており、えも言われぬ風情を感じたこの界隈。左の人はブロック塀研究会副会長。

 

↑近寄る。雲?とか思ったけどやはり水でしょうかな。

 

↑みやまにも近寄る。奥まっているし、下の山が広がりすぎて横の枠に刺さっている。また上の山と下の山のつながっているところがなめらか。これも初めての珍しいやつ。

 

↑武田菱ですけど!四つ菱の周囲にフチドリ付きだわブロック全体的も枠で囲まれてるわでとても凝ってます!枠で囲まれてるというのか武田菱が奥まっているというのか。

 

↑これはここで初めて見たもので、次の日にはあの「みずら」とコラボしているのが確認されます(出雲その8参照)。どのみち出雲でしか見たことありません。

 

↑井桁が散りばめられた塀。最上段の真ん中の一つだけ他のと違って少し小さめな井桁。

 

↑「井」の表面になんとなく丸みがあり、なんというか囲みごと一段奥まっている。

 

↑横の枠がない菱形タイプが横一列に切れ目なく繋がって斜め格子になり、枠なしの役目をはたしている。

 

↑細身でスッキリ系の反り菱の真ん中を覗くと、遠ーくの方に「縦7分割」が見える!

 

↑上のと同じですかね。細身反り菱。バックが黒いのでクッキリして見える。草がはみ出ているのも良い。

 

↑出た。横が接してないダイヤ。ホローブロックとコラボ。

 

↑少し右に移動しました。竹製(たぶん)の戸が良い。

その3に続きます↓

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