透かしブロック in タモリ倶楽部

どうもこんにちは。

先ごろ、私どもブロック塀研究会は「毎度おなじみ流浪の番組」タモリ俱楽部さんにお招きいただくという大変な光栄にあずかり、会長・副会長ともどもおじゃましてまいりました。

収録は4月半ばに行われ、出演グループはブロック塀研究会だけでなく、カラーコーンさん、そして犬くそ看板さんと一緒でした。

収録の前にディレクターの方から「皆さんの熱量で番組が決まりますから、遠慮しないでたくさんしゃべってください」と言われたもので、そうですかそれなら!そこまで言われるのであれば!!ということで会長としましてはがぜんスイッチが入ってしまい、間を開けたら負けだ!とばかりにひたすらしゃべりまくってしまいました。

相手の反応をいっさい見ることもせず、鬼の形相で一方的にしゃべりすぎたな…と後で反省し、実はちょっと落ち込んでいたりもしたのです。

が、5月31日(金)深夜の放映を見たところ、そんなに鬼の形相でもなかったのでほっとしました。形相のところはカットされたのかもしれません。

また、さすがプロの方の編集はわかりやすく、上手によくまとめていただいてるなあと感心しました。「そんなのあたりまえだプロなんだから」と言われそうですが。

収録の場所は品川区の上神明天祖神社というところで、白蛇の神様なので蛇窪神社とも呼ばれるらしいです。当日は朝8:00集合だったのですが、今流行りの御朱印を求めてと思われる方々が途切れることなくいらっしゃるなかで、ロケは行われました。

その神社の敷地の中にミニサイズのお稲荷さんがあり、その周りを囲むブロック塀がこれまた大変良い塀でした。

   ↑蛇窪神社の境内の一角にお稲荷さんがある。

↑これだけの小さなボリュームの塀にみやまとダイヤとYの三種もあるのは珍しい。Yは群馬県のコンクリートブロックメーカー、(株)エスビックの創業者・栁澤さんの頭文字を柄にしたという逸話をお話ししました。

↑塀から内側に乗り出して見たところ。

↑そしてなんと、三年半近くブロック塀活動をやってきて初めて見つけたデザインのがここにありました。半円!こんなにシンプルなのに、三年半のなかでここ以外で見たことが一度もない、すごいレア物です。これまでずいぶん地方へあちこち出向いてきたのに案外近場の都内で発見された驚き。すばらしい収穫でした。

    ↑しかもこの半円は、この神社の中でここの二個だけなんですよね。レイアウトもなかなか個性的です。

↑引いて見たところ。半円は奥の突き当たりの左。

ここをロケ地に選んでくださったタモリ倶楽部のスタッフさん、すごいです。本当にありがとうございました。サインや写真はNGですと事前に言われており、えーそうなんだ、まあそうだよなと思いつつもまさかのときのために、もしかしたらサインをお願いできたりするかも…とタモリさんの「坂道美学入門」の本を持参したんですがやはりそういうヒマはありませんでした。

しかしタモリさんが「俺も坂道学会の会長なの。」という話になったとき、「私その本持ってます。」と言ったらタモリさんはその時だけこちらを見(た気がした)て「あ、そおー」と言われたので、良かったかなと思いました。(何が)

和牛の二人は、穏やかな雰囲気で感じの良い方たちでした。私ども二人のことを「タレントさんとマネージャーさんかと思いました」というのにはウケました。芸人さんはやっぱり言うことが面白いです。チェルミコの鈴木真海子さんはとてもかわいらしく、会えてうれしかった。それだけでなく、私のネックレスが透かしブロックなことに気がついてくれて、とても嬉しかったです。言われるまで自分でも忘れていたのに。さすが女の子!と思いました。

まみこさんはお笑いマニアかつ和牛さんのファンだそうで、「今日は緊張してます」と言っていましたが実際すごい緊張してる様子がみてとれ、へえー芸能人のひとでも緊張するんだな…と思いました。

私はといえば透かしブロックについて「話してください」といわれることは人生においてまず初めてのことで、緊張というよりは嬉しくなっちゃって力みすぎたかな、という感じでした。

一番言いたかったのは「これ(透かしブロック)は今後減ることはあっても増えることはない」ので記録に残さないといけない。いてもたってもいられない。ということで、半分ぐらい言えたので良かったかなと思います。

趣味を地道にコツコツ続けてきたらこのようなことになり、世間に認められた(のか)ということがなにか不思議な感じもします。

これもエスビックさんを始めとしてご協力いただいた方々のお陰です。ありがとうございました。今後も精進したいと思います。

実はこの日は午前中神社でのタモリ倶楽部収録のあと、午後はAbemaTVの打ち合わせというブロックな1日だったのですが、そのお話はまた次にしようと思います。

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